3月20日(火)10時より、住吉工業株式会社前田工場にてリバーシブル堅型破砕機ジャイロパクタSR100C(中山鉄工所製)の導入に伴う安全祈願祭とデモンストレーションを行いました。

この機械は高品質の「砕石(骨材)」・「砕砂」を生産することを目的に、従来施設(インパクトクラッシャー)を廃止して新規に導入いたしました。
これにより破砕効率と粒径補正が飛躍的に向上することで、お客様に良質な製品をお届けすることが可能となりました。
また、優れたメンテナンス性による経済性と機能性を兼ね備えており、生産コストの削減にも寄与いたします。

【安全祈願祭】
SR100C安全祈願祭_180320_01.JPG SR100C安全祈願祭_180320_02.JPG SR100C安全祈願祭_180320_03.JPG

【デモンストレーション】

第1部では、この度導入した「リバーシブル堅型破砕・整粒機ジャイロパクタ SR100C」のデモンストレーションを行いました。
前田工場では、「電動自走器クラッシャ デンドマン NE300J」の導入をきっかけに、「生産能力の増強・生産コストの削減・製品拡充」を課題とし、① 生産プロセスの抜本的な改善(品質の向上)、② IoTを活用したプロセスの最適化(工場の一元管理)を目指して、日々改善を行って参りました。
この度は「生コン用細骨材 砕砂」を新商品として拡充し、高品質な製品を安定供給するために、「ジャイロパクタ SR100C」を導入いたしました。
全国的に海砂の採取制限が広がる中、砕石から「海砂の代替え品」を生産することで、生コン業界が直面する問題に対応していきます。

SR100C安全祈願祭_180320_12.JPG SR100C安全祈願祭_180320_13.JPG

第2部では、株式会社中山鉄工所様のご厚意により、「自走式選別機DF514  TRACKED SCREEN(ANACONDA社製)」のデモンストレーションを行いました。
砕石製造現場では、岩石採取から製品化までの様々な場面で「粒度選別」を行う必要があり、粒度選別は製品の規格を統一する重要な工程です。
自走式選別機は、現場を選ばないメリットがある他に、原石からのズリ(表土)抜き、砕石製品の種類分け、建設廃棄物や災害廃棄物の選別、堆肥製造など様々な対象に対応でき、当社事業の発展に貢献する機械になると確信しています。
SR100C安全祈願祭_180320_21.JPG